音楽家 青島広志先生とオペラ・クラシックコンサートのDVDビデオ撮影。

楽家 青島広志先生は、いまや中高年、子どもの星。
でも、僕と出会った5年ほど前はそんなには忙しくはなかった。

クラシックの音楽家は堅い雰囲気の人が多い。
そんな中で、青島先生は、クラシックの名曲を明るく楽しく聴かせる不思議なキャラを持っています。

亡くなる前によくうちの会社に遊びに来ていた、山本直純さんと似ているところもある。

おかしな人に見える青島先生であるが、実は、内面は堅物だ。
彼自身、音楽家として日本で食べていくことがいかに大変であるか良く知っている苦労人でもある。

うちでの最初の仕事は、楽典のDVD制作。
その頃、日本実業出版社から2005年に出版されていた「やさしくわかる楽典」が静かなベストセラーになっていました。
これをクラシック音楽関係で、多くの著作を制作している桜井知子女史が、アドバイザーとして制作に加わり、映像化しようという話になり、DVD化したのです。
この作品が結構売れたのです。

それ以降、毎年のように、青島先生の作品を「ブルーアイランド」シリーズとしてDVDビデオ映像を制作することになりました。ここに一部紹介します。


ブルーアイランド氏のオペラ小史
ブルーアイランド氏の丸わかりモーツァルト
ブルーアイランド氏の日本歌曲
ブルーアイランド氏のペール・ギュント
ブルーアイランド氏の蝶々さん海をわたる
ブルーアイランド氏の青い鳥はどこにいる


青島先生の芸は、お客様を笑わせるというよりは、「笑われる芸」です。お父さんが演芸場支配人をされていたとても面白い方だったようで、そういう血も流れているのかもしれません。

そういうわけで、これらの仕事を通して、オペラなどのUPの撮影の仕方、編集の方法など、随分鍛えられ勉強させもらいました。

僕らの仕事もホント日々勉強です。出会うアーティストによって、それぞれ考え方が違います。
それを理解する、それが大切だと思っています。

お陰様で、クラシック音楽の発表会、コンサートのDVDビデオ撮影などの仕事もやらせてもらえるようになりました。カメラ1台から、小ホールからサントリーホールなど大ホールでのビデオDVD撮影も承ります。

http://www.ozv.co.jp/satsuei/satsuei/kouen03.html

プロの踊り手になれる人は・・・映像記録・私見!

いままで多くのフラメンコ発表会を撮影していて思うことは、プロの踊り手になるような人は、はじめて3年から5年くらいで、ある程度まで一気にうまくなってしまう。そこが大切で、輝く踊りを続け、躓かないで一気にどこまでうまくなるかが勝負になる。
しかしある時急に停滞する。それまで、踊る度に驚かされていたにもかかわらず、何だか進歩が目に見えなくなってくる。マンネリ感が漂い、魅力が一気に失せる。
多くの練習生は踊りに雑さがなくなり、粗がなくなり美しくなっている。しかし、ここでフラメンコにとって最も大切なエネルギー、殺意のような感覚が失われてしまう人も多い。しかし、この時、実力がプロの域に達しているかが大切なのだ。
残念ながら、多くはプロのチカラまで達していない。ここで終わりなのだ。ある域まで達しているのは、ホント稀にしかいなしかしいのだ。
逆に変な癖を日本人だからつけてしまったりして脱落する人もいる。
特に日本人男性舞踊家に多いが、サパティアートを打つとき、腰を落として打つ癖を身につけてしまう人が多い。これはスペイン人ではあり得ない変な踊りなのでとっても残念だ。
ある程度完成してから、そこからまた更に伸びていくような踊り手は本当に少ない・・・がいるのだ。

それは映像という仕事で関わっていてとても期待もしている。
そういう踊り手が独創性を追求して、一流になっていく。そういう人には。茨の人生が待っている。それがプロの道だ。

プロとして、僕がその一流を感じられるアーティストは、数十人知っているアーティストの中で、小島章司先生、AMI(鎌田厚子)先生、鍵田真由美先生だ。
追求する踊りも精神性もそれぞれ違う3人だが、とても尊敬できるアーティストである。
僕は、今の30代以下の踊り手をあまり知らないが、この人たちに続くアーティストが生まれることが楽しみだ。是非、知り合いたいといつも思っている。
プロのカメラで記録する大切さも知って欲しいといつも思っている。

以前、大沼由紀さんが公演を販売したいと言うことで、編集調整をうちでやったことがあった。しかし残念ながら、クオリティの悪いカメラで撮影された作品はどうにもならなかった。プロの映像制作者からみれば、記録も台無しである。
自宅でクルシージョというパセオから出ている教則を編集しているときも、岡田昌巳先生や高橋英子先生の映像記録に対する希薄さには驚かされた。画質の悪いカメラでしか記録されたものがないのだ。
二人の先生とも、僕の言うことを理解してくれて、クオリティの高い映像の大切さをわかってくれるようになったのは嬉しい。

そういうことに気づかないアーティストがあまりに多いのでいつもがっかりする。
是非、記録することの大切さも知って欲しいと思っている。

http://www.ozv.co.jp/

発表会・ステージのDVDビデオ撮影はスタジオ・オズ(東京・恵比寿)

スタジオ・オズ(東京・恵比寿)は、フラダンス、ジャズダンス、ベリーダンスクラシックバレエ、 ヒップホップ、フラメンコ、クラシック、コンサート、 発表会、イリュージョン、 私たちはあらゆるステージを撮り続けてきました。

カメラを複数台を使い、映像の切り替えや合成された、編集仕上げができます。CDや生演奏の音を直接ケーブルを引いて収録し、その他に会場音(拍手、手拍子など)も収録します。

編集時には二つの音を調整し、音楽はクリアで、それに拍手・手拍子などを加え、 より臨場感のあふれる映像を作ります。また、オープニング・エンディングも作成しています。

納品は、ジャケットデザインしてDVD−Rです。

http://www.ozv.co.jp/

不況だからこそ、企業VP制作!

スタジオ・オズでは、多くの企業VPを制作してきました。
しかし、最近では、企業プロモーションビデオで会社紹介や商品紹介あるいは企業研修のためにビデオ撮影してDVDにすることは少なくなりました。しかし、まだ需要はあります。
制作した映像をネット配信したりもしています。カメラも安価になり、簡単にシロウトでも作れるようになりましたが、プロ用機材を使い、制作経験豊かなディレクターと仕事をすることで、より良い作品が生まれるお手伝いをします。

簡単な制作スケジュールです。不況の今だからこそ、企業プロモーションを制作してみませんか?

「企業VP制作スケジュール」

企業VPは、打ち合わせ後、構成台本を作成。
1日撮影・完成まで制作費はご相談ください。

(制作工程)

打ち合わせ→構成台本制作・クライアントチェック→撮影1日→編集・ナレーション・音付け・選曲→完成

カメラは4:3画面、あるいは16:9画面のどちらでも対応いたします。

DVD-Rも制作いたします。

制作過程の大切な部分では、クライアントに立ち会っていただきます。

日程などはご相談ください。


企業VP・制作の一般的な流れ 
企画打ち合わせ
弊社の担当プロデューサーが御社に伺います。ビデオ作品の概要、ご予算等を伺い、訴求ポイントを吟味し、制作上のアイデアを提案します。


企画書とお見積もりを提出します


クライアント様と打ち合わせし、提示したお見積書からさらに精度をあげた正式のお見積もりを提示します。


制作決定後、担当プロデューサーとディレクターあるいはシナリオライターが、担当の方と打ち合わせをいたします。台本制作、撮影、録音、納品日程を決定し、その段階で契約を結びます。


クライアント様の要望に沿って、シナリオ制作(構成台本)に入ります。メール、あるいはFAXなどでやり取りをしながら、こちらのアイディアを出し、ご担当者様とシナリオの最終的な決定を行ないます。


撮影
シナリオに沿って、撮影スケジュールを立て、撮影に入ります。特に会社紹介、商品紹介、教育ビデオに関してはご担当者様に撮影に立ち合って頂くことが必要になることがあります。


編集
撮影済みを社内にあるコンピュータに入れて、編集作業が始まります。その段階で、クライアント様にチェックしていただきます。


編集が完成し、ご担当者様に試写していただきます。その段階で、細かい修正作業を行ないます。


録音・MA作業
 ナレーションを録音します。シーンによって音楽が必要な場合には、選曲します。音楽とナレーションを画面にあわせてMIXします。


完成試写を行います。クライアント様のOKをいただいた段階で、完成になります。


このオリジナルマスターテープからビデオあるいはDVDなどに書き出し、クライアント様の必要な本数を納品します。

以上が、制作の流れです。制作予算に応じて、この流れを簡略化する場合があります。

フラメンコダンサー鍵田真由美先生は指導者としても天才!

先日、うちのスタッフから、鍵田真由美・佐藤浩希先生が主催するARTE Y SOLERAの
「ARTE Y SOLERA CONCIERTO vol.17」の下見に行ったときの様子の報告があった。
皆、一丸となって練習に打ち込んでいたらしい。今回もまた、楽しい公演になりそうだ。
そして、いつの日か、この公演の出演者からも、次世代を担うアーティストが育っていくのだろう。
私は、ARTE Y SOLERA とは、もう10年以上のお付き合いである。そして、多くの作品を作らさせていただいた。その中で、いつも感じていることがある。
鍵田先生は、自分の才能はもちろんのこと、人を育てる天才だということだ。
もう何人のアーティストを世の中に出して来たのだろう?
昔、碇山奈奈さんから、才能のある人はどんな先生についてもうまくなるものなのよ、と聞いて、そういうものかもな、と思ったこともあった。それはそれで一理はあると思う。
しかし、振り返ってみると、特に鍵田先生をみていると、そうではないものを感じる。
きっと、ひとりひとりを見抜く力、才能の引き出し方、そして、鍵田先生のフラメンコ舞踊への真剣な取り組み方が、このような多くの才能を引き出してきたのだと思う。
そして、佐藤浩希先生も、はじめお会いした頃は、まだ、少年のようであったが、今は、とても男らしくなった。そして、一途にフラメンコに取り憑かれている様が良い。
きっと、こういう二人であれば、「曽根崎心中」のような舞踊史に残るような作品をまた生み出してくれることだろう。
いつも挑戦する気持ちを忘れないアーティスト、これからも目が離せない存在だ。
また、ビデオ撮影も将来有望な新人たちが多く出演すのでクオリティの高い映像、音声での記録はとても意味がある。そういうこともきっと分かってビデオの記録をお願いされているのだと僕は、思っている。作為を使った編集ではなく、踊りの力を真正面から記録する映像作品を作りたい。そして、充分その期待をかなえてくれる新人たちだと思う。

日時:2011年5月2日(月) 18:00開演
会場:なかのゼロ 大ホール 
>地図
【出演】
   バイレ: 鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコスタジオ生徒一同
   カンテ: クーロ・バルデペーニャス、エル・プラテアオ
   ギター: フェルミン・ケロル、斎藤誠
【構成・演出・振付】 鍵田真由美・佐藤浩
【チケット】 全席自由 前売3000円  (当日4000円)
【ご予約】 アルテイソレラでのみ承ります
 電話 03−5453−0016
 メール info@arte-y-solera.com

販売用DVDフラメンコ映像制作

私どもは販売用の公演・教則ビデオ・DVDを多く制作してきました。特にフラメンコでは、フラメンコ専門誌「パセオ」の依頼で、鈴木敬子先生の大ヒットビデオ「セビジャーナス」鍵田真由美先生のこれも大ヒット「つかむ!コンパスシリーズ」なども制作しました。他に「自宅でクルシージョシリーズ」(AMI,碇山奈奈、森田志保、岡田昌巳、小林伴子、高橋英子、大沼由紀、鈴木敬子、大塚友美)も制作しました。そのほか、鍵田真由美・佐藤浩希の超話題作DVD「FLAMENCO曽根材心中」フラメンコの野村眞里子、コンテンポラリーダンス伊藤キムのコラボレーションでダンス界に広く衝撃を与えた「ututu/もうひとつの夢の方へ」DVD「ファミリア・カンパージョ・エン・ハポン」わりさや憂羅「ある闘牛士の死」「花舞い」石井智子「エレガンシア]AMI「発表会が出来るまで」JPカルロス アカデミア「マリア・デル・マル・ベルランガのバシコ・デ・フラメンコ」教則DVDセビジャーナスなどを制作しました。この他にも、クラシック、オペラ、フラダンス、ジャズダンスなど多くの販売用ビデオ・DVDを制作しています。
貴方が制作したい販売用の教則・公演DVDの制作にもお役に立てると思います。予算ですが、今はかなり安く制作できるようになりました。スタジオ代・出演費別で、映像制作費として、だいたい100万円を考えてください。話し合いながら良い作品を作りましょう。
大成功して儲けた作品もあるし、中には売れなかった作品もあります。小さいマーケットなので、宣伝にそんなにお金はかかりません。
要は企画次第です!もし、一緒にやりたい企画がありましたら、共同販売という方法もあります。是非、お声を掛けてください。http://www.ozv.co.jp/
TEL 03−3441−4322 担当 寺田聡

ビデオ撮影、ようやく動いてきました。

3,11の東北地方太平洋沖地震以来、公演、発表会、イベントなどのビデオ撮影の中止あるいは延期が相次ぎ、この業界全体がとても苦しい状況に追い詰められました。
原発など必ずしも良い方向に行ってはいませんが、4月になってようやく少しずつビデオ撮影の仕事が動いてきたと感じています。
5月は規模が小さくなりましたが、予定通り、フラダンス、フラメンコ、ジャズダンスの発表会・公演のビデオ撮影の仕事が入ってきました。
東京の景気が沈み込んでは、折角義援金などで協力していきたくても残念ながらその余裕がありませんでした。これからは、東京を元気にして、私たちも元気になって、震災された方々に少しでも喜んでいただけることをしたいと思っています。http://www.ozv.co.jp/